以前のブログに、『挫折だらけの人生。それでも私は生きている』という記事を書いたことがあります。
削除する予定のブログなので、内容をコピーして添付しますね。
そして、新たに今の想いを追記いたします。
《過去ブログより》挫折だらけの人生。それでも私は生きている。
《2018.11.15》当時46歳
人生、一度や二度の挫折は、誰もが経験していることでしょう。
私が人生の舵取りを失敗したなぁと感じたのは、高校卒業後8年勤めた会社を辞めて、転職したことでした。
8年勤めたのだから、それなりにやりがいも感じていたし、責任を持って仕事に取り組んできました。
でも、なんだかぬるま湯に浸かっているような感じを持ってしまい、新しいことにチャレンジしたくなったのです。
そして、転職を試みました。
ところが、その選択が、人生の転落の始まりになってしまいました。
OLから派遣添乗員になる
事務員から派遣添乗員になったのですが、緊張とプレッシャーのあまり、徐々に添乗に出るのが怖くなっていきました。
お客さんが怖くなったのもありますが、派遣登録していた事務所も怖かった…。
そして、眠れない、アトピーが悪化するなどの身体症状が出るようになりました。
3ヶ月くらいしたある朝、熱が上がり苦しくなったのです。
その日、私は事務所になんと言って連絡したものかと混乱して、無断欠勤をしました。
そして、そのまま辞めてしまったのです。
弱点が足を引っ張る
振り返ってみると、心配性で不安に陥りやすい性格、「ちゃんとやらなきゃ」という完璧主義、それらの性格が自分を追い詰めました。
ちょっとしたミスや、至らない点などが、「私ってダメな添乗員」というレッテルを貼り、ビクビクするようにもなりました。
最初から、完璧にできなくて当然です。
事務所から「新人添乗員であることを、お客様には言ってはいけません」と言われていました。
だからと言って、新人であることを言わなくても、そんなのお客様からしたらバレバレ…。
開き直って「未熟ですが、精一杯頑張りますので宜しくお願いします」と言っていたら、持てる力で対応できていたのではないかと悔やんでいます。
まぁ、今となっては後の祭りですがね~。
トラウマを克服するにはどうすればよい?
この時のつまづきが、トラウマのようになってしまい、その後も「不安・緊張・プレッシャーに弱い」という弱点に、何度も悩まされてきました。
これを克服するには、どうしたらよいのかしら?と、20年近く経った今でも、模索しています。
「失敗するのは当たり前」と開き直る力が必要かな?
そして、やり抜くという覚悟が必要ですよね~。
何があっても、生き抜くことが大切
添乗員を辞めたあと、抑うつ状態になり、暗黒の10年を過ごしてきました。
「死にたい」と思いつめたことが、何度もあります。
でも、何があっても生きることが大切だと思っています。
そう思えるようになったのは幾つか要因がありますが、中でも、江原啓之さんの言葉「価値があるから生きるのではない。生き抜くことに価値がある」に刺激されて、足掻いてでも生きようと思えるようになりました。
今は、生き抜くことで見えるもの、得られるものがあると信じています。
《2018.11.15》
あれから6年、現在のわたしは…
上記の記事を書いたのは、2018.11.15。当時46歳でした。
現在52歳。あれから6年経ちました。
挫折をバネにできたのか?
正直、挫折経験をバネに立ち直れているのかと言うと、疑問です。
ただ、変化しているのは、2019年6月にカラーセラピーの資格を取得して、細々とだけど、カラーセラピストとして活動しています。
その活動の中で、クライアントさんに向き合うだけでなく、自分とも向き合ってきました。
まだまだ向き合わなければならない課題が多いので、私自身は成長途上だと思っています。
自信を持つことも、私の課題
カラーセラピーのセッションで、クライアントさんに喜んでいただけます。
勉強会でカラーセラピーの先生に、「あけみさんには、安心してお話できますよ。それは強みではないですか?」と言われたこともあります。
もっと自分に、自信を持ってもいいのかもしれません。
もちろん、慢心しないように、自分に対して辛口な時も必要です。
でも、良い部分に関しては、きちんと評価する必要があるのでしょう。
そのバランスが、難しい…。
だから、時折カウンセリングを受けに行っていますよ。
先日、心理カウンセリングを受けてきました。 私はカラーセラピストとして活動しているので、自分を整えることも必要だから。 時折、カラーセラピーの先生の所へ行って、セッションを受けることもあります。 それはそれで、大切な時間。 心が整うだけでなく、カラーセラピーの奥深さを...
カラーセラピーを辞めずにいるのは、努力の結晶
細々だけど、カラーセラピストとしての活動を、辞めずに続けてきたことは、がんばった証です。
辞めようと思えば、いつでも辞められました。
それなのに続けてきたのは、励みになったから…。
クライアントさんの笑顔がうれしかったし、感想を送ってくださった方もありました。
だから、続けられました。
カラーセラピストを、辞めたほうがいいのかもしれない…と悩んだことも
こんな悩みがありました。
- リピートにつながらないので、私のセッションは満足いただけていないのかもしれない
- 自分が不安定になることがあるので、私には向いていないのかもしれない
- 積極的に活動できないので、いつまでもお客様が増えていかず収入につながらない
- カラーセラピストとして起業できるようしたいのに、行動が伴っていかない
現在でも、これらの悩みは継続しています。
現在は、辞めるという選択肢はない
あーでもないこーでもないと悩むけれど、カラーセラピストを辞めるという選択肢はありません。
《細々でも構わない。自分のできるペースで、活動をする》
そういう覚悟のようなものが備わってきましたよ。
挫折があったからこその、今
人間は、挫折の数だけ、深みが出るのではないかと思うようになりました。
そして、苦悩とどう向き合ってきたかで、人としての味わいが出るのかもしれない…と思うのです。
私は、挫折を経験していなかったら、もしかしたら視野が狭く、傲慢な人間になっていたかもしれません。
そして、セラピストをやれているのも、苦い経験があったからこそだと感じていますよ。
だからこそ、経験は宝だと思えています。
この記事を書いたきっかけは読書
先日から、ちょっとずつ読んでいる本、『選ばれる人になる「パーソナル・ブランディング」の教科書』から着想を得ました。
《P88,人生のターニングポイントに、あなたの「価値観」が隠れている》
ここを読んで、私の「人生のターニングポイント」を振り返りました。
そして、2018年に書いた記事のことを思い出し、現在はどうかしら?と向き合ってみましたよ。
大きな変化ではないけれど、小さな一歩を積み重ねてきたのは事実。
そこは、自分に対して「がんばったね」と褒めてもいいのかな~。
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最後に
私は、まだ「V字回復」はしていません。
回復の途上です。
諦めなければ、人生はきっと実る日が来ると信じることにしました。
私はわたしのペースで進んでいきますね(*˘︶˘*).。.:*♡
もし、あなたが挫折の苦しみを抱えていましたら、信頼できる方にご相談されてみてくださいね。
きっと、いとぐちが見つかりますから。
長文にお付き合いくださり、ありがとうございます。
また、お越しくださいませ。
かもみーる
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