先日、電車に乗った時のこと。
その列車は、窓側に横長の椅子が備え付けられていました。
私はホームの先頭に並んでいたので、電車内に乗り込んだ時に、素早く座れました。
目指す駅までの所要時間は、約30分。
荷物もあるし、少しでもラクな状態でいたかったので、ラッキーでした。
でも、邪魔にならないように、持っていたカバンを膝に抱えて、じっとしていましたよ。
私の前には、後から乗り込んだ人々がひしめいていました。
目的の駅まで、約30分。
私は、つい目の前に立っていたカップルに目が止まりました。
御夫婦なのかな?
それとも、恋人同士なのかな?
年齢は、30代?いや40代くらいかも…。
そんな風に、あれこれ想像を巡らせてしまったのです。
あまり見つめても失礼になるので、あちこち眺めている風を装っていました。
それでも、そのカップルの、女性のファッションにばかり目がいき、ちらちらと眺めてしまいました。
ブルーのショルダーバッグを肩にかけており、そのバッグにつけているバッグチャームにはターコイズと思われる石が配置されていました。
他の持ち物にも、ブルー系のものが幾つかありました。
私は、この女性はよっぽどブルーがお好きなのかな?
それとも、今日の気分でブルーを選ばれたのかな?
何にしても、ブルーを取り入れたい心境だったのだろうな~。
などと、想像を巡らせてしまいました。
カラーセラピーをする時には、お相手に「色の言葉」を幾つかお伝えして、思い当たることや気になったことをお話していただきます。
お話を伺いながら、その人の中にある深い想いを引き出して、「こういうことですか?」と確認をします。
そして、さらにお話を深めていきます。
今回私は、目に止まった女性のファッションから、勝手に◯◯な心境なのかな~?と想像してしまいました。
きっとね、カラーセラピストさんなら、ついやってしまう習性じゃないのかな~。
じゃあ、そのブルーを幾つもファッションに取り入れた女性について、私はどう見たのか?
そこが気になりますよね。
ブルーには、穏やかさや平和を求める人が選ぶ傾向があります。
また、感情を抑えていたり、悲しみを抱えている時にも選ばれたりします。
- 誠実でありたい・誠実な人に見られたい
- 信頼したい・信頼されたい
- 理解したい・理解されたい
このような、想いがあるのかもしれません。
それから、ブルーは女性性の色であり、コミュニケーションがテーマの色です。
私はこの女性に対して、もしかしたらご自分の感情を抑えていて、彼ともっと深い会話がしたいのかもしれないと感じました。
目の前のお二人から漏れ聞こえる会話からも、余計にそう感じたのです。
それとも、もっと自分を理解してほしいのかもしれないな~。
なよなよとした様子ではなかったので、ご自身の意見をしっかりと持ち、ご自分の世界を確立している様子にも見えましたよ。
強がっていただけなのかな?
さて、本当のところは、どうだったのでしょうか?
電車に乗り合わせただけの、見知らぬ女性に声をかける勇気はありませんでした。
だから、これは私の勝手な想像です。
こうして、見知らぬ人でも、その人が身につけている洋服やバッグなどから、どんな心境なのかを想像する癖がついてしまいました。
この癖は、「カラーセラピストあるある」ではないかしらね~。
全国のカラーセラピストさん、あなたはいかがですか?
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
では、また♫
コメント